四天王像一式 ¥176,000(税込価格)
柘植彫り
※ステージおよび、蓮華玉台は含まれません
向かって左から
持国天像 高さ:約17cm 幅:約8cm 奥行:約4cm
増長像 高さ(やり含):約22cm 幅:約8cm 奥行:約4cm
広目像 高さ:約16.5cm 幅:約7.5cm 奥行:約4.5cm
多聞像 高さ:約18.5cm 幅:約7.5cm 奥行:約4.5cm
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四天王像(してんのうぞう)
(東大寺戒壇院戒壇堂・模刻)
仏教の世界観では、世界の中心に須弥山(しゅみせん)という大山がそびえ、頂上には帝釈天が住み、その山の中腹の四方にある門を守護しているのが、持国天、増長天、広目天、多聞天の四天王です。鎧をつけた武人像ですが、頭に宝冠をつけ、長袖の衣服をまとっているのは護法神である象徴です。激しい怒りを発し、敵に向かう姿は、躍動感あふれ、見るものを圧倒します。東大寺戒壇院の四天王像は、国宝としてその代表的なものです。
持国天(じこくてん)…東方の守護神、平和の守り。国土を護持し、人々に安らぎを与える平和の守護神。
増長天(ぞうちょうてん)…南方の守護神、邪鬼を防ぐ。生き物の精気を吸うといわれる怪神クバンダやヘイリタ等を従えて、邪鬼の侵入を防ぎ、善をひろめる守護神。
広目天(こうもくてん)…西方の守護神、言論の守り。右手に筆、左手に巻物を持つ。言論の守護神。知性にあふれた表情が特徴的。
多聞天(たもんてん)…北方の守護神、福をもたらす。常に道を守り、説法を聞くので、多聞という名である。右手に宝棒、左手に宝塔を持つ福神。インド神話の財福の神「ビスラバナ」の音訳で「毘沙門天(びしゃもんてん)」とも呼ばれ、七福神の一神に数えられています。
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